今回は、こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容はこちらです。
- なぜ抗酸化作用がお肌にも必要なのか?
- お肌の酸化を防ぐのに取り入れたい成分
- クロロゲン酸の特徴
・シミの予防
・ダイエット効果 - サポニンの特徴
・冷え症の予防
・ニキビの予防
・肥満の予防 - タンニンの特徴
・美白効果
・毛穴を目立ちにくくする
・貧血の方はタンニンの摂り過ぎに注意
こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。
「抗酸化作用」という言葉に「美容のイメージ」がある方は、少ないのではないでしょうか?
実際にセラミドやコラーゲンに比べて、抗酸化作用が高い「成分名」は知名度が少ないです。
そこでこの記事では「なぜ抗酸化作用がお肌にも必要なのか?」を解説し、さらに抗酸化作用以外にも嬉しい美容効果を併せ持つ成分3つをお伝えします。
体の内側からもケアを行い、美容と健康を両立させたい方はぜひ最後までお読みください。
なぜ抗酸化作用がお肌にも必要なのか?
抗酸化作用とは「活性酸素を除去する能力」のことで、老化やシミ、しわの原因となる活性酵素の働き(酸化)を抑えてくれるので、エイジングケアには欠かせない存在です。
しかし加齢やストレス、紫外線の影響で活性酵素の働きが多くなると、対応しきれなくなってしまいます。
そこで抗酸化作用の高い食材を取り入れて、お肌を酸化から守っていきましょう。
お肌の酸化を防ぐのに取り入れたい成分
お肌の酸化を防ぐのに取り入れたい、抗酸化作用の高い成分3つを紹介します。
- クロロゲン酸
- サポニン
- タンニン
これらは抗酸化作用が高いだけでなく、他にも嬉しい美容効果が沢山あります。
1つずつ見ていきましょう。
クロロゲン酸の特徴
老化予防以外にも、「シミの予防」と「ダイエット効果」を持つ成分です。
シミの予防
メラニン色素の生成を抑える効果があるため、シミの予防に期待ができます。
ダイエット効果
クロロゲン酸は脂肪の蓄積を抑える働きがあり、ダイエットにも注目されています。
また、すでに溜まっている脂肪の燃焼を促進する働きもあり、生活改善にも役立つ成分です。
多く含む食材
- コーヒー豆
- さつまいも
- じゃがいも
- りんご
サポニンの特徴
サポニンは、漢方薬などの生薬に使用される植物に多く含まれる配糖体(糖が結合したもの)です。
主に冷え性やニキビ、肥満の予防に効果が期待できます。
冷え症の予防
毛細血管の血流をうながす作用があるため、冷え症の予防に効果的です。
また、血栓などの血管の詰まりも予防できるため、動脈硬化の対策にも期待できます。
ニキビの予防
サポニンの血流改善によってターンオーバーが正常になるため、ニキビの予防につながります。
皮膚細胞の新陳代謝が活発になると、アクネ菌の増殖や皮脂の分泌が抑えられるためです。
肥満の予防
サポニンには脂肪の蓄積を抑える働きがあるため、肥満の予防に期待できます。
腸で吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合わさるのを防ぐ効果があるためです。
多く含む食材
- 大豆
- 高麗人参
- お茶
- ごぼう
- へちま
タンニンの特徴
タンニン(カテキン)はお茶に多く含まれるポリフェノールの一種です。
美白や、毛穴を目立ちにくくする嬉しい効果があります。
美白効果
タンニンはメラニン生成を行う細胞の増殖を抑えるため、美白効果が期待できます。
毛穴を目立ちにくくする
お肌を引き締める作用があるため、開いた毛穴を目立ちにくくするのに効果的です。
この引き締め効果は「収れん作用」と呼ばれ、さまざまな化粧品に配合されています。
多く含む食材
- お茶
- ワイン
- コーヒー
- 渋柿
- 栗皮
貧血の方はタンニンの摂り過ぎに注意
タンニンには鉄分の吸収を妨げる作用があるため、貧血気味の方は摂り過ぎに注意です。
具体的な1日の摂取目安量は定められていません。
ですが、貧血気味の方は食事中や食事前後は、「濃い緑茶や紅茶、コーヒー」の摂取を控えましょう。
まとめ:抗酸化作用の高い食材でエイジングケアをより効果的に!
今回は、「抗酸化作用は美容に良い?エイジングケアに取り入れたい3つの成分」をテーマにお届けしました。
- 抗酸化作用が高い成分は老化やシミ、しわの原因となる活性酵素の働きを抑える
- 加齢やストレス、紫外線の影響で活性酵素の働きは活発化する
- クロロゲン酸やサポニン、タンニンは抗酸化作用以外にも嬉しい美容効果がたっぷり
抗酸化作用の高い食材でエイジングケアをより効果的にするためにも、普段の食生活を見直すことが大切です。
これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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