アスタキサンチンがアンチエイジングとして化粧品に使用される理由とは?

アスタキサンチンのお肌に嬉しい効果3つ アンチエイジング
シミやシワ対策の化粧品になぜアスタキサンチンが入っているのか知りたい。

今回は、こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容はこちらです。

  • アスタキサンチンがスキンケア商品に配合されている理由とは
  • アスタキサンチンのお肌に嬉しい効果3つ
    ・老化物質の発生を抑えて美肌効果
    ・紫外線ケアと美白効果
    ・シミやシワの予防
  • 甲殻類アレルギーでも使用できるのか?
  • サプリメントで取り入れるときの注意点
    ・眼精疲労や動脈硬化予防のサプリメントと混同しないようにする
    ・日焼け止めとして摂取するときにも紫外線対策は別途行う
  • アスタキサンチンとあわせてアンチエイジング力を高めるには

こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。

アスタキサンチンといえば眼精疲労や動脈硬化予防のイメージがあり、美容には関係のない成分に感じる方も多いと思います。

ですが皮膚のハリや弾力を維持し若々しさを保つ効果が期待できるため、美肌作りに有効な成分として、さまざまなスキンケア商品に配合されています。

アスタキサンチンには、皮膚のハリや弾力が失われてしまう原因のひとつ「紫外線ダメージ」を防ぎ、高い抗酸化力で「老化物質の発生を抑える」からです。

そこで今回は、具体的に「アスタキサンチンのお肌に嬉しい効果3つ」について解説します。
アンチエイジング(老化防止)に興味のある方にもおすすめの内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

アスタキサンチンがスキンケア商品に配合されている理由とは

アスタキサンチンがスキンケア商品に配合されている理由とは

アスタキサンチンは皮膚のハリや弾力を維持し若々しさを保つ効果が期待できるため、さまざまなスキンケア商品に配合されています。
ハリや弾力が失われてしまう原因である紫外線ダメージをケアし、老化物質の発生を抑える効果があるためです。
この「根本的な美肌作りに役立つ成分」に注目が集まり、洗顔やジェル、クリームなどスキンケアの段階を問わず幅広く配合されています。

アスタキサンチンとは

アスタキサンチンは、エビやカニに多く含まれる赤色の色素「カロテノイド」の一種です。
同じカロテノイドの「リコピンやルテイン、β-カロテン」と比べて抗酸化力が強く、健康や美容に活用されています。

次に、アスタキサンチンのお肌に嬉しい効果を解説します。

アスタキサンチンのお肌に嬉しい効果3つ

アスタキサンチンのお肌に嬉しい効果3つがこちらです。

  • 老化物質の発生を抑えて美肌効果
  • 紫外線ケアと美白効果
  • シミやシワの予防

老化物質の発生を抑えて美肌効果

アスタキサンチンは酸化による老化物質の発生を抑えるので、美肌作りに期待できます。
その理由は高い抗酸化力で、老化物質のひとつである「一重項酸素」を除去するためです。

アスタキサンチンが一重項酸素を除去する力

  • β-カロテンの5倍
  • CoQ10の800倍
  • ビタミンCの6000倍
一重項酸素とは

 

一重項酸素は紫外線を浴びると皮膚などに発生する、老化の原因とされる活性酸素のひとつです。
活性酸素は抗酸化物質で抑えなければ、となりの細胞と反応して大量に発生していきます。

紫外線ケアと美白効果

紫外線を浴びたときに皮膚に発生する老化物質の働きを抑えるため、紫外線ケアに有効です。
また、メラニン色素の生成や色素が沈着するのを抑えるため、美白効果も期待できます。

シミやシワの予防

紫外線ケアに有効なアスタキサンチンは、結果的にシミやシワの予防につながります。
シミやシワの原因の多くは、皮膚の内側にあるコラーゲンやエラスチンが紫外線からダメージを受けて発生するためです。

また、皮膚の表面もアスタキサンチンの高い抗酸化力によって、炎症やシミの広がりを防ぐ効果が期待できます。

お肌に嬉しいアスタキサンチンですが、エビやカニに多く含まれる天然成分とのことで、アレルギーが気になります。
そこで、甲殻類にアレルギーがある場合でも使用できるかについて見ていきましょう。

甲殻類アレルギーでも使用できるのか?

甲殻類アレルギーでも使用できるのか?

甲殻類アレルギーのある方でもアスタキサンチンを配合した製品は使用できます。

化粧品に使用されるアスタキサンチンの多くは、甲殻類のエビやカニからではなく「植物である藻類のヘマトコッカスから抽出」して製造されているからです。
しかし、全ての製品が必ずしも植物由来である訳ではないのと、アレルギー以外にもお肌に合わないこともあるので、使用前にはパッチテストを行いましょう。

アスタキサンチンは洗顔やジェル、クリーム、日焼け止めなどのスキンケア製品に配合されており、サプリメントとして単品で扱われていることもあります。
次に、サプリメントとして取り入れるときの注意点について解説します。

サプリメントで取り入れるときの注意点

サプリメントで取り入れるときの注意点

アスタキサンチンをサプリメントで取り入れるときには、眼精疲労や動脈硬化予防の製品も多いので、「使用用途が異なっていないか」の注意が必要です。
また、「飲む日焼け止め」として取り入れる場合には、外出する3時間前には飲むようにして、直接紫外線を浴びない対策は別途行いましょう。

  • 眼精疲労や動脈硬化予防のサプリメントと混同しないようにする
  • 日焼け止めとして摂取するときにも紫外線対策は別途行う

美容用としては、お肌に有効な成分が他にも配合されているかをチェックして商品を選びたいところです。
次に、アスタキサンチンと一緒に取り入れたい美容成分について解説します。

アスタキサンチンとあわせてアンチエイジング力を高めるには

アスタキサンチンとあわせてアンチエイジング力を高めるには

高い抗酸化力でアンチエイジング(老化防止)に効果的なアスタキサンチンは、同じくアンチエイジングに有効な成分「プラセンタやレチノール」との相性が良いです。

アスタキサンチンと一緒に取り入れたい美容成分

  • プラセンタ
  • レチノール

プラセンタ

プラセンタは、お肌のハリや弾力がアップして毛穴が目立たなくなる効果が期待できる、胎盤から作られた美容成分です。
アスタキサンチンと同じくジェルなどのスキンケア商品以外にも、サプリメントとして利用されています。

プラセンタについて詳しく知るにはこちらの記事をご覧ください。
【美肌効果で注目のヒトプラセンタジェル】実際に使ってみた感想です

レチノール

レチノールは、コラーゲン生成やヒアルロン酸の合成を促進する、ビタミンAの一種です。
厚生労働省から「しわを改善する効果効能がある」と認められ、お肌の老化対策やたるみの改善に利用されている美容成分です。

レチノールについて気になった方は、こちらの記事をご覧ください。
しわの改善に役立つレチノールの美容効果!5つのデメリットも解説

まとめ:老化物質の発生を抑えて根本的な美肌作りを目指そう

今回は、「アスタキサンチンがアンチエイジングとして化粧品に使用される理由とは?」をテーマにお届けしました。

  • 酸化による老化物質の発生を抑えて美肌作りに
  • コラーゲンやエラスチンを紫外線から守るのでシミやシワ対策になる
  • 「飲む日焼け止め」としてサプリメントで摂取するときにも、紫外線対策は別途行う
アスタキサンチンは老化物質の発生を抑えて、根本的な美肌作りへとつながります。

お肌のハリや弾力をキープして、健やかな毎日を過ごしていきましょう。

これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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