今回は、こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容はこちらです。
- ケトジェニックダイエットのデメリットとは
- 始める前にデメリットを考慮すべき理由
食べられる物が制限されてしまう
食事の費用が高くなる
体臭と口臭が発生することも
便秘になる可能性がある - ケトジェニックダイエットのデメリットを対策する方法
制限する食材を事前に知っておく
制限後の食費をシミュレーションする
適度な運動を行いケトン臭予防
食物繊維と水分の摂取を増やし便秘を予防する
こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。
ケトジェニックダイエットのメリットにばかり、私は興味が向きがちでした。
実は、ダイエットを始めるまえにデメリットを考慮することが大切です。
この記事では「ケトジェニックダイエットのデメリットとは何か」を解説し、具体的な対策方法をお伝えします。
ダイエットが三日坊主で続かない方に、継続のヒントにもなりますよ。
ケトジェニックダイエットのデメリットとは

ケトジェニックダイエットでは通常の食事が行えなくなり、体調管理にも気を付けなければなりません。
主なデメリットがこちらです。
- 食べられる物が制限されてしまう
- 食事の費用が高くなる
- 体臭と口臭が発生することも
- 便秘になる可能性がある
通常の「糖質をエネルギーとする体質」から「脂質をエネルギーとする体質」になっているため、通常とは違うデメリットが発生するのは当然ですよね。
それではデメリットの具体例を見ていきましょう。
始める前にデメリットを考慮すべき理由

デメリットを知らずにケトジェニックダイエットを始めると、ダイエットが継続できないだけでなく、思わぬ悪影響にもつながります。
4つのデメリットの具体例がこちらです。
食べられる物が制限されてしまう
ケトジェニックダイエットでは糖質の摂取制限を行うため、お米やパン、パスタなどの主食を控える必要があります。
さらに根菜類や果物、アルコールなども控えるため、外食や人付き合いの多い方はメニュー選びがむずかしいです。
食事の費用が高くなる
お米やパン、パスタなどの炭水化物を控えて、肉や魚、乳製品の摂取が増えるため食費が高額になりがちです。
コンビニでは割高な糖質オフ食品を選び、外食時は単品メニューを組み合わせることもあります。
体臭と口臭が発生することも
ダイエット期間中は、果物が腐ったような独特の甘酸っぱい体臭がする場合があります。
ケトジェニックダイエットの効果により、血液中に「アセトン」という臭いを発生させる物質を含むケトン体が増えるためです。
また、個人差はありますが糖質制限によって水分量が減り、ドライマウスによる口臭を引き起こす場合もあります。
便秘になる可能性がある
ケトジェニックダイエットでは食物繊維の摂取が減るのと、体内の水分量が減るため、便秘になる可能性があります。
- 食物繊維の多い根菜類や炭水化物を制限する必要がある
- 「体内で3〜4倍の水分と結びついている糖質」が減るため水分量が減る
便秘が続くと腸内環境が乱れ、肌荒れなどのスキンケアにも影響します。
これらのデメリットを対策する具体的な方法について、次に解説していきます。
ケトジェニックダイエットのデメリットを対策する方法

デメリットを対策する方法を4つ紹介します。
- 制限する食材を事前に知っておく
- 制限後の食費をシミュレーションする
- 適度な運動を行いケトン臭予防
- 食物繊維と水分の摂取を増やし便秘を予防する
ひとつずつ解説していきますね。
制限する食材を事前に知っておく

ケトジェニックダイエットで控える食材を事前に知っておくと、「自分に向いているか」や「今の生活から切り替えることが出来るか」の判断が材料になります。
事前に計画できると三日坊主の予防になるだけでなく、ダイエット効果を高めることにも期待できます。
ケトジェニックダイエットで控える食材はこちらです。
- ライス、パン、麺類
- 調味料(ケチャップ、ソース、みりん、みそ、焼肉のたれ)
- 加工食品(ソーセージ、ハム、ちくわ)
- 根菜類、イモ類
- 甘みの強い果物
- スナック菓子、ファストフード
- スポーツドリンク、野菜ジュース、ビール
制限後の食費をシミュレーションする
できるだけ自炊をして外食を控えられる期間をダイエット期間として選び、食費が高くなるのを抑えましょう。
また、糖質制限に適した代替食(ケトシリアルやケトプロテイン)を利用するのも、ひとつの方法です。
- 主食を減らして肉や魚を増やした場合の食費をシミュレーション
- コンビニを利用する場合は糖質ゼロ食品の価格を把握する
- 外食の頻度がどれくらいかを事前に調べる
適度な運動を行いケトン臭予防

適度な運動で汗を流し新陳代謝を高めると、ケトジェニックダイエットによる体臭(ケトン臭)予防になります。
これはダイエット期間が終わったときの、リバウンド対策にも有効です。
おすすめの運動
- ウォーキング
- ストレッチ
- ヨガ
食物繊維と水分の摂取を増やし便秘を予防する
海藻類やキノコ類を積極的に摂取し、水分補給もこまめに行い便秘を予防します。
食物繊維の多いアボカドや、発酵食品のチーズもおすすめです。
ダイエット期間中の便秘予防に
- 海藻類やキノコ類を多く摂る
- 水分補給をこまめに行う
- 朝食を抜かずに毎日の食事のリズムを整える
- オリーブオイルなどの大腸に良い油を利用する
まとめ:ケトジェニックダイエットを始める前にデメリットを対策すると継続しやすい
今回は「ケトジェニックダイエットを始める前にデメリットを考慮しよう!」をテーマに、下記内容でお届けしました。
- ケトジェニックダイエットのデメリットとは
- 始める前にデメリットを考慮すべき理由
食べられる物が制限されてしまう
食事の費用が高くなる
体臭と口臭が発生することも
便秘になる可能性がある - ケトジェニックダイエットのデメリットを対策する方法
制限する食材を事前に知っておく
制限後の食費をシミュレーションする
適度な運動を行いケトン臭予防
食物繊維と水分の摂取を増やし便秘を予防する
ぜひダイエットを始める前に、デメリット対策を意識してみて下さい。
実際に、ケトジェニックダイエットを始めるときには「ケトジェニックダイエット やり方や効果が出るまでの期間」についての記事をご覧ください。
これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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