グルテンフリーはダイエットよりも食生活の改善として取り入れる

おすすめは「お試しで少しだけ」チャレンジしてみる ダイエット
グルテンフリー食品というのを見かけるけど、ダイエットに良いのか知りたい。

今回は、こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容はこちらです。

  • グルテンフリー自体がダイエットになる訳ではない
  • グルテンフリーのデメリット
    ・栄養バランスが崩れる可能性
    ・急に控えたことによる体調変化
    ・食べられる物が制限されるので外食がむずかしい
    ・「グルテンフリーの表示基準」が日本ではあいまいである
  • 食生活を改善するきっかけにグルテンフリーを取り入れるメリット
    ・食生活がヘルシーな和食になる
    ・普段何を食べているのか把握できる
    ・疲労感を和らげる
    ・肌荒れの改善
  • おすすめは「お試しで少しだけ」チャレンジしてみる

こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。

最近「小麦を使用していないグルテンフリー食品」を目にする機会が増えてきました。
しかし、グルテンフリー食品が直接ダイエットに効果がある訳ではありません。

食生活を改善するきっかけとして、グルテンフリーを取り入れることをおすすめします。

理由は、パンやケーキを控えて欧米食になりがちな食事を、ヘルシーな和食にシフトできるからです。

そこで今回は「グルテンフリー自体がダイエットにならない理由」と「グルテンフリーのデメリット・メリット」を解説します。
いつもの習慣で食べてしまっているお菓子を減らしたいときや、食生活を改善したい方におすすめの内容です。

グルテンフリー自体がダイエットになる訳ではない

グルテンフリー自体がダイエットになる訳ではない

グルテンフリーに直接ダイエット効果がある訳ではありません。
そして「グルテンに対する耐性が弱い方」や「小麦アレルギーの方」向けの食事法であるため、効果が出ない方もいます。

グルテンフリーの食事法とは
グルテンフリーの食事法とは

グルテンフリーは小麦などに含まれるグルテンに反応して、小腸で炎症を起こす症状がある方(セリアック病)向けの食事法です。
小麦の摂取を控える食事法のため、小麦アレルギーの方も実践しています。

次に、グルテンフリーのデメリットを具体的に解説します。

グルテンフリーのデメリット

グルテンフリーのデメリット

グルテンフリーのデメリット4つがこちらです。

  • 栄養バランスが崩れる可能性
  • 急に控えたことによる体調変化
  • 食べられる物が制限されるので外食がむずかしい
  • 「グルテンフリーの表示基準」が日本ではあいまいである

栄養バランスが崩れる可能性

小麦製品を控えるため、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養バランスが崩れる可能性があります。
不足した栄養素を、野菜や肉、ナッツなどでしっかり補うようにしましょう。

急に控えたことによる体調変化

急に小麦製品を控えたことによって、だるさや頭痛、便秘などが発生する場合があります。
開始後1〜2週間でこのような体調変化が起きることが多く、グルテンフリーを始める前の食生活によっても期間は変わります。

食べられる物が制限されるので外食がむずかしい

食べられる物が制限されるので外食がむずかしい

小麦製品を控えることで食べられる物が制限されるのと、外食がむずかしくなります。
生活環境や人付き合いによっては取り入れられないケースもあります。

グルテンフリーで控えたい食品がこちらです。

  • パン
  • パスタ、マカロニ
  • お菓子類
  • カレーやシチュー
  • うどん、ラーメン
  • ピザ
  • 揚げ物、天ぷら
  • 醤油、ポン酢、ソースなどの調味料

「グルテンフリーの表示基準」が日本ではあいまいである

日本ではグルテンフリーの表示基準があいまいで、商品やお店によっても基準が異なります。
国際的な表示基準は「小麦等1kg当たり含有量が20mg以下または未満」です。

これらのデメリットがあるものの、なぜグルテンフリーが食生活を改善するきっかけになるのか?について解説します。

食生活を改善するきっかけにグルテンフリーを取り入れるメリット

食生活を改善するきっかけにグルテンフリーを取り入れるメリット

食生活を改善するきっかけに、グルテンフリーを取り入れるメリットがこちらの4つです。

  • 食生活がヘルシーな和食になる
  • 普段何を食べているのか把握できる
  • 疲労感を和らげる
  • 肌荒れの改善

食生活がヘルシーな和食になる

小麦製品を控えることで、欧米食からヘルシーな和食中心の食生活になりやすいです。
また、普段どれだけ小麦製品を食べていたのかを気づく良い機会になります。

グルテンフリーで食べられる食品がこちらです。

  • 豆腐
  • 野菜
  • 肉、魚
  • ナッツ
  • 果物

普段何を食べているのか把握できる

普段何を食べているのかを把握できるので、食生活の改善につながります。
理由はグルテンを気にすると、今までよりも原材料表示のラベルを見るようになるからです。

疲労感を和らげる

加工されていない食品を食べるようになるため、代謝が良くなり疲労回復に効果的です。
一方、パンやピザなど小麦を使用した食品の多くは加工食品のため、体内での分解に時間がかかり代謝も下がります。

肌荒れの改善

腸内環境が良くなり代謝が良くなるため、お肌の再生にも期待できます。
加工製品を食べる機会が減るので胃腸への負担が軽減されるからです。

グルテンフリーは小麦を使用したパンやケーキが食べられないので、結果的にダイエットにつながることもあります。
そこで、おすすめの取り入れ方を紹介します。

おすすめは「お試しで少しだけ」チャレンジしてみる

おすすめは「お試しで少しだけ」チャレンジしてみる

いきなりグルテンフリーの生活に切り替えるのは、準備も大変で体の負担も大きいです。
そこで、「2週間だけチャレンジ」したり「いつもより少しだけ小麦製品を控える」ことをおすすめします。

お試しグルテンフリーのメリット

  • 食生活を見直すきっかけになる
  • 習慣で食べていたお菓子類を減らせる
  • グルテンに対する耐性が弱いのかを気づけて、弱いときには便秘改善になる
  • グルテンに過敏かどうかを気づけて、過敏なときにはむくみや冷え性の改善になる

まとめ:グルテンフリーで食生活を見直そう

まとめ:グルテンフリーで食生活を見直そう

今回は、「グルテンフリーはダイエットよりも食生活の改善として取り入れる」をテーマにお届けしました。

  • グルテンフリーはグルテンが苦手な方向けの食事法であり、万人に効果がある訳では無い
  • 小麦は多くの製品に使用されており、食べられるものが限定される
  • ヘルシーな和食になり、食生活を改善するきっかけになる

グルテンフリーを少し取り入れるだけでも、普段の食事内容に意識が向きます。
ダイエット目的で無くても食生活の改善に、ぜひ取り入れてみて下さい。

グルテンフリーを辞めたとしても、結果的に今までよりケーキやお菓子を減らせるかもしれません。

これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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