今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容はこちらです。
- MCT オイルとは
- MCT オイルの効果(メリット)
- MCT オイルがダイエットにおすすめな3つの理由
- 糖質制限ダイエットの効果をMCT オイルでサポート
- MCT オイルの注意点
- MCT オイルを摂取する量はどれくらい?
- MCT オイルの日常への取り入れ方
こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。
最近テレビでも見かけるMCT オイル、本当にダイエット効果があるのか疑問ですよね。
そこで今回は、「MCT オイルがダイエットにおすすめな3つの理由」と「MCT オイルの注意点」を解説します。
また、活動的な体作りを目指している方にもおすすめですので、ぜひ読んでみて下さい。
MCTオイルとは

MCT オイルとは、植物油の中からMCT(中鎖脂肪酸)のみを100%精製したものです。
MCT(中鎖脂肪酸)は脂肪酸のひとつで、ココナッツやパームフルーツ、母乳などに多く含まれています。
主な特徴は、体の活動エネルギーをすばやく生成すること。
そして体内に余分な脂肪をためこまない性質があるため、ダイエット目的として利用されています。
余談ですが、私は最初「MCT オイル」のことを、「MTCオイル」と言い間違えていました。
皆さんも注意して下さいね。
MCTオイルの効果(メリット)

体の活動エネルギーをすばやく生成するMCT オイルには、集中力やお肌にも嬉しい効果があります。
- エネルギーになりやすく脂肪になりにくい
- 脳の糖分不足を補い集中力をキープする
- お肌の保湿と殺菌
エネルギーになりやすく脂肪になりにくい
MCT オイルは通常のサラダ油やオリーブオイルと比べて、約4倍も早くエネルギーになります。
そのため脂肪として蓄積されにくく、ダイエットや運動時のエネルギー補給に効果的です。
脳の糖分不足を補い集中力をキープする
MCT オイルには、「脳の第2のエネルギー源」といわれる「ケトン体」の生成を促進する作用があります。
この「ケトン体」が糖分不足になった脳を、集中力の高い状態になるように働きかけてくれるのです。
実際に私の母も、認知症予防のためにMCT オイルを摂取しています。
母は50代前半でアルツハイマーになってしまったのです。
効果は人それぞれなので、母はまだ効果は表れていません。
ですが、いつかは改善することを願って、MCT オイルの摂取を長期的に続けていきます。
お肌の保湿と殺菌
MCT オイルをお肌に直接塗ることで、「抗炎症」や「抗アレルギー」の効果も期待できます。
私も背中の肌荒れがひどかったときに、MCT オイルを直接塗って改善しました。
皮膚科でもらった薬がなぜか効かなかったのに、です。
試すときには、お肌のターンオーバー(皮膚再生)が1ヶ月くらいかかるので、1ヶ月間は使い続けてみてください。
MCT オイルがダイエットにおすすめな3つの理由

MCT オイルを取り入れる方の多くは、ダイエット効果に期待しているのではないでしょうか。
ここでは、MCT オイルがダイエットにおすすめな理由について解説します。
- 脂肪を燃焼しやすい体質へと働きかける
- 持久力が上がる
- 運動による疲れを和らげる
脂肪を燃焼しやすい体質へと働きかける
MCT オイルは糖質制限ダイエットと同じ作用を、体内に引き起こさせる効果が期待できます。
その理由は、MCT オイルが「脂肪をエネルギーとして燃焼しやすい体質」へと切り替えるよう、働きかけるからです。
体内に余分な脂肪をためこまない性質はもちろん。
MCT オイルをダイエットに取り入れる方の多くは、「脂肪をエネルギーとして燃焼しやすい体質」へと切り替える効果に注目しているでしょう。
糖質制限ダイエットを掛けあわせた効果については、後述しますね。
持久力が上がる
脂肪を燃焼しやすい体質になると、運動時の持久力が上がります。
なぜなら、脂肪は糖質の1.25倍エネルギー効率が良いからです。
アスリートの方も持久力を上げるために、MCT オイルを用いた食事法を行っているほど。
運動している方やジムに行かれてる方も、ぜひ試してみて下さい。
運動による疲れを和らげる
MCT オイルは、運動後の疲労回復スピードを高める効果が期待できます。
疲労の原因「乳酸」が血中にたまるのを低下させる効果があるからです。
「乳酸値が低下し疲労しにくい効果」と「運動の持久力が上がる実験結果」が、日清オイリオの研究により確認されています。
ダイエットにおすすめなMCT オイルは、さらに糖質制限とも相性が良いです。
糖質制限ダイエットの効果をMCT オイルでサポート

「糖質制限ダイエット」では糖質の摂取量を控えて、「脂肪を燃焼しやすい体質に切り替える」のを目指します。
糖質制限ダイエットの流れ
- 糖質の摂取量を控える
- 体内の中性脂肪から「ケトン体」が生成されやすくなる
- 糖質よりも「ケトン体」を先にエネルギー源にする仕組みに切り替わる
- 脂肪を燃焼しやすい体質に切り替わる
こうしてみると、MCT オイルの効果と同じ作用が体内でおきていますよね。
「糖質制限ダイエット」では、糖質以外の必要な栄養素はしっかりと摂取します。
なので、厳選された食事の中にMCT オイルを加えて、脂肪を燃焼しやすい体作りへと相乗効果が期待できるでしょう。
MCTオイルの注意点

MCT(中鎖脂肪酸)は、母乳や乳製品から日常的に摂取している成分なので安心感があります。
しかし、100%に精製されたMCT オイルの場合は注意点もあるのです。
3つの注意点
- 加熱調理に使用しない
- ポリスチレン製の容器に使用しない
- 摂取し過ぎに注意する
加熱調理に使用しない
MCT オイルは加熱調理しないで、完成した料理にかけて使用しましょう。
沸点は約160℃と低いので、通常の食用油のように加熱調理に使用すると発煙の危険があります。
ドレッシングとして加熱しないで使用する以外にも、ドリンクやスープに混ぜて摂取していきましょう。
ポリスチレン製の容器に使用しない
MCT オイルは、ポリスチレン製(カップラーメンや納豆)の容器を変形させることがあります。
お湯がこぼれたり火傷につながる可能性があるので、陶器やガラスの容器を使用しましょう。
摂取し過ぎに注意する
カロリーは普通の油と同じなので、摂り過ぎに注意です。
また1度に大量のMCT オイルを摂取すると、腹痛やお腹がゆるくなる可能性があります。
では、1日当たりの摂取量の目安をみていきましょう。
MCTオイルを摂取する量はどれくらい?

MCT オイルを初めて摂取するときは、小さじ1杯(約5g)ほどにします。
徐々に慣れてきたら、1回につき「小さじ1杯(約5g)〜大さじ1杯(約15g)」までを目安にしましょう。
1度にたくさん摂取するよりも毎回の食事にあわせて、1日1〜3回がおすすめです。
MCTオイルの日常への取り入れ方

朝昼晩それぞれ食事のタイミングでMCT オイルを摂取すると、体がより活動的になります。
MCT オイルを飲み物や料理に取り入れて、2週間以上続けて脂肪を燃焼しやすい体質を目指していきましょう。
日常での取り組み
- ドリンクに混ぜる
- 料理のドレッシングに混ぜる
- 少なくとも2週間は続ける
ドリンクに混ぜる
朝ごはんを食べない習慣の方は、MCT オイルをドリンクに混ぜてみましょう。
私はコーヒーや紅茶に混ぜて飲んでいます。
他にも豆乳やスムージーもおすすめです。
料理のドレッシングに混ぜる
私はサラダにかけるドレッシングにMCT オイルを混ぜています。
MCT オイルには無味無臭タイプと、風味が消されていないタイプがあるので、何種類か試してみましょう。
種類もたくさんあるので、自分の好みにあったものを選びたいですよね。
少なくとも2週間は続ける
糖質制限ダイエットの効果を期待するときには、2週間以上は継続しましょう。
脂肪を燃焼しやすい体質(ケトン体回路)に切り替えるまでに、多くの場合2週間は必要だからです。
2週間は大変ですが頑張っていきましょう。
MCT オイルは低温でも固まらないので、常温保存で大丈夫です。
まとめ:摂取カロリーに注意して、食事の栄養素を見直すきっかけにしよう
今回は、「MCT オイルはダイエットに効果がある?意外な注意点も解説します」をテーマに、下記内容でお届けしました。
- MCT オイルとは
- MCT オイルの効果(メリット)
- MCT オイルがダイエットにおすすめな3つの理由
- 糖質制限ダイエットの効果をMCT オイルでサポート
- MCT オイルの注意点
- MCT オイルを摂取する量はどれくらい?
- MCT オイルの日常への取り入れ方
脂肪をエネルギーにしやすくするといっても、MCT オイルは油なので摂取カロリーに注意です。
これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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