こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。
- 5年後、10年後も若々しくいたい
- 日常で使える老化対策が知りたい
そんな悩みを解決できる記事を書きました。
実際に老化予防は、美容やダイエットのためだけではなく、将来の健康のためにもなります。
今回は「老化物質が発生しやすい糖化と食生活」について紹介します。
なお、先に老化対策が知りたいという方は、「糖化予防法:老化物質を増やさないための対策」へお進みください。
老化の原因「糖化」とは?

糖化とは、体の中でタンパク質と糖がくっついて老化物質を発生させることです。
糖化による老化物質のひとつに「AGEs」があり、以前「チャコールクレンズ」のお話でも紹介させて頂きました。
老化物質のAGEs
AGEsはどんな老化物質なのか?疑問ですよね。
実は終末糖化産物といって、体のあらゆる場所に悪影響を及ぼす物質なのです。
AGEsは肌の老化以外にも影響する
老化というと「肌の老化」をイメージする方が多いですよね。
しかしAGEsの影響は肌だけではありません。
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 骨粗しょう症
- 白内障
老化はもちろん、怖い病気の原因になってしまいます。
糖化による老化物質が発生しやすい食事とは?
では体に悪影響な老化物質AGEsを避けるには?
老化物質を多く含む食事が、どんなものなのかを知っておきたいです。
摂りすぎると糖化が進む食品
「糖質とタンパク質を一緒に含んだ食品」や「動物性脂肪の多い食品」は糖化が進み、老化物質が発生しやすい。
たとえば、甘い物やお菓子、とんかつなどの揚げ物です。
油で高温調理された食べ物
老化物質は調理するときの加熱温度が高いほど発生し、とくに油で高温調理する揚げ物は要注意です。
たとえば同じ鶏肉でも、老化物質の量は調理方法でこれほど変化します。
- 鶏の水炊き:1
- 焼き鳥:6
- 唐揚げ:10
(鶏の水炊きの老化物質量を1とした場合)
糖化予防法:老化物質を増やさないための対策
糖化の予防は、美容やダイエットのためだけではなく、将来の健康維持のためにも気を付けておきたいです。
- 糖化を防ぐ効果のある食べ物「抗糖化食品」
- 糖化を防ぐ効果のある飲み物
- 食べる順番を工夫して血糖値の上昇を緩やかに
- 調理方法を工夫して老化対策
それぞれ解説していきますね。
糖化を防ぐ効果のある食べ物「抗糖化食品」
抗糖化食品を取り入れることで、老化物質の発生を防ぐ効果が期待できます。
- ブロッコリーの新芽
- ブロッコリースプラウト
- カモミールティーに含まれるポリフェノールなど
老化物質はデトックスし蓄積しないようにしたいですよね。
糖化を防ぐ飲み物
- コーヒー
- お茶(ルイボスティ、どくだみ茶など)
- ワイン
砂糖入りの飲み物やスポーツドリンクなどは飲み過ぎると糖化を促進してしまうので注意しましょう!
合わせて読みたい
>老化対策に知っておきたい原因【糖化と酸化】をわかりやすく解説!
食べる順番を工夫して血糖値の上昇を緩やかに
食後の血糖値を急激に上げないように、食べる順番にも気を付けましょう。
糖化は高血糖状態が続くと加速するからです。
食べる順番は「ご飯を食べる前に、サラダを食べること」をおすすめします。
サラダ以外にも「海藻類」や「キノコ類」などの「水溶性の食物繊維」が、糖を吸収し血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
調理方法を工夫して老化対策
老化物質の発生を抑える調理方法は下記の順番です。
- 生
- 蒸す
- 茹でる
- 煮る
- 炒める
- 焼く
- 揚げる
お刺身などの「生もの」に対して、高温調理された「油もの」はできるだけ控えたいです。
油っぽい食品が食べたいときの裏技

油っぽい食品が食べたいときにおすすめな調理方法があります。
酸の強い液体は糖化をおさえ、「老化物質が6割ほど減った」という研究報告があります。
揚げ物が好きな方、好きな物を辞めるのはむずかしいですよね。
ぜひ試してみてください。
まとめ:糖化を防ぐ食品と調理方法で若々しさを保ちましょう
今回は、老化を早める食生活についてお話をしてきました。
- 糖化による老化物質が発生しやすい食事とは?
- 糖化を防ぐ効果のある食べ物「抗糖化食品」
- 食べる順番を工夫して血糖値の上昇を緩やかに
- 調理方法を工夫して老化対策
- 油っぽい食品が食べたいときの裏技
老化物質を減らしていくことで、5年後・10年後の皆さんの見た目は大きく変わるはず。
ぜひ糖化を予防する食生活を実践してみてください。
またこれからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
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