太りやすい体質になる「腸のむくみ」とは?4つの対策方法を解説します

どんな人が「腸のむくみ」になりやすいのか? ヘルスケア
ダイエットをしているのに、思うように体重が落ちない。

今回は、こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容はこちらです。

  • どんな人が「腸のむくみ」になりやすいのか?
  • ・長時間同じ姿勢をしている人
    ・塩分の多い食生活の人
    ・冷え性の人
    ・運動不足や筋肉量の少ない人
    ・下剤を使用している人
  • 腸がむくむと太る以外にもどうなるのか
  • 腸のむくみを対策する方法4選
    ・食事の時間を決めて、生活リズムを整える
    ・食物繊維と発酵食品の摂取
    ・適度な運動と水分補給
    ・お風呂で体を温めてリラックス

こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。

ダイエットをしているのに、なぜか体重が落ちないと感じる方も多いと思います。

同じ食事をしていても、なぜかいつもより太ってしまうケースがあるのも不思議です。

実は、これらの原因のひとつに「腸のむくみ」があります。

腸がむくむと体内のエネルギー循環と血行が悪くなり、太りやすくなるからです。

そこで今回は、顔や足と違って見た目で実感しづらい「腸のむくみ」について、「原因と対策方法を4つ」お伝えします。

腸がむくむと肌荒れにも繋がりますので、気になる方は最後までお読み下さい。

腸のむくみによって太りやすい体質になってしまう理由は

腸のむくみによって太りやすい体質になってしまう理由は

腸がむくむと便秘の原因になるだけでなく、基礎代謝が減って太りやすくなります。
食べ物を消化吸収する働きが滞ると、体内のエネルギー循環と血行が悪くなるためです。

また、腸内環境の悪化で悪玉菌の数が増えると、痩せやすい人の腸内に多い「短鎖脂肪酸」が減り、同じ食事でも太りやすくなってしまいます。

短鎖脂肪酸
水分やミネラルを吸収するのを助けたり、血管の柔軟性を向上させる働きのある、健康に役立つ腸内細菌。

「腸のむくみ」とは、水分が排出されずに細胞間にたまっている状態です。
便秘の方はもちろん、顔や足のむくみと同じように誰でもなる可能性があります。

次に、どんな人が「腸のむくみ」になりやすいのか見てみましょう。

どんな人が「腸のむくみ」になりやすいのか?

どんな人が「腸のむくみ」になりやすいのか?

どんな人が「腸のむくみ」になりやすいのか?がこちらです。

・長時間同じ姿勢をしている人
・塩分の多い食生活の人
・冷え性の人
・運動不足や筋肉量の少ない人
・下剤を使用している人

長時間同じ姿勢をしている人

長時間座りっぱなしで同じ姿勢をしている人は、「腸のむくみ」になりやすいです。
血管やリンパ管には、「水分の循環の役割」もあるので、同じ姿勢で圧迫していると、水分がうまく循環されずにむくみへと繋がります。

塩分の多い食生活の人

塩分の多い食生活の人

塩分の多い食事が続くと、血圧の上昇や血管の柔軟性低下を招くため、むくみにつながります。
また、味が濃いものは水分を多くとってしまうので、余分な水分が溜まりがちです。

冷え性の人

冷え性の方は血行不良とあわせて水分の循環も滞るため、むくみやすいです。
困ったことに、むくみによってさらに冷え性も悪化するという、悪循環におちいってしまいます。

運動不足や筋肉量の少ない人

運動不足や筋肉量の少ない人は、むくみやすい傾向にあります。
筋肉のポンプ機能が低下し、足の血液を心臓に送り戻すのが弱くなってしまうからです。

下剤を使用している人

便秘解消やダイエット目的で下剤を使用していると、下剤の刺激で腸内に炎症がおこり、むくみが引き起こされる可能性があります。

以上、「腸のむくみ」になりやすい人の特徴でした。

腸がむくむと、太る以外にもさまざまな影響があらわれます。
次に、太る以外の困った症状について解説します。

腸がむくむと太る以外にもどうなるのか
腸がむくむと太る以外にもどうなるのか

腸がむくむと「老廃物の排出が滞る」ため、太る以外にも下記のような影響があります。

・便秘
・ぽっこりお腹
・ガスが溜まる
・おならのにおいが臭くなる
・自律神経の乱れ
・口内炎
・肌荒れ

これらの困った症状にならないためにも、腸のむくみに注意したいです。
ではいったいどうやって対策すれば良いのか?次に解説していきます。

腸のむくみを対策する方法4選

腸のむくみを対策する方法4選

腸のむくみを対策する方法4選がこちらです。

・食事の時間を決めて、生活リズムを整える
・食物繊維と発酵食品の摂取
・適度な運動と水分補給
・お風呂で体を温めてリラックス

1つずつ解説していきます。

食事の時間を決めて、生活リズムを整える

食事の時間を決めて、規則正しい生活リズムで腸が活動できるように整えてあげましょう。
目が覚めてから15〜19時間後に、腸は活発になります。
できるだけ夕食は軽く、夜更かしをしないようにして、腸への負担を減らすことが大切です。

食物繊維と発酵食品の摂取

食物繊維は「脂質やナトリウムの排出をうながす効果」もあり、腸のむくみだけでなく便秘にも効果的です。
また、善玉菌を活発にするために、エサとなる乳酸菌を含む発酵食品を摂取するようにしましょう。

食物繊維を多く含む食品

・アスパラガス、キャベツ
・ごぼう、サツマイモ
・玄米
・わかめ、ひじき
・しいたけ、えのき

発酵食品

・ヨーグルト
・納豆
・キムチ
・チーズ
・漬物
・梅干し

適度な運動と水分補給

適度な運動をすると血流が改善し、体内の水分循環も改善されるため腸のむくみに効果的です。
強度は高くなくても構いません。
軽いウォーキングで充分に効果があるので、「できるだけ毎日続けられるもの」を選びましょう。

そして、むくみを恐れて水分を控えたい気持ちもありますが、運動をするときには水分補給も大切です。

お風呂で体を温めてリラックス

お風呂で体を温めてリラックス

お風呂で体を温めると、血流が改善し余分な水分が排出されます。
腸内細菌が活発になる温度も約36.5~37.2℃で、体温より少し高めです。
なのでシャワーだけですませずに、できるだけ湯舟に浸かって体を温めるようにしましょう。

あわせて、体が温まっている状態で軽いストレッチやマッサージを行うのも効果的です。
体がほぐれて血流が改善するだけでなく、自律神経を整える効果も期待できます。

まとめ:規則正しい生活で体の中から美しく!

今回は、「太りやすい体質になる腸のむくみとは?4つの対策方法を解説」をテーマにお届けしました。

・腸がむくむと体内のエネルギー循環と血行が悪くなり、太りやすくなる
・長時間同じ姿勢や冷え性の人など、腸がむくむ可能性は誰にでもある
・対策には食生活のリズムを整えて、適度な運動を行うこと

腸のむくみを改善すると、美容や健康にも繋がります。
規則正しい生活で、体の中から美しくなっていきましょう。

これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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