美容オイルがスキンケア前のブースターとして使用される理由とは?

マカデミアオイルのデメリット スキンケア
オイルは水をはじくのに、なぜ化粧水前に使用されているのか知りたい。

今回は、こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容はこちらです。

  • ブースター(導入)オイルとして使用される理由
    すべてのオイルが水をはじく訳ではない
    お肌をやわらかくする
    美容成分を浸透させやすくする
  • ブースター用におすすめはマカデミアオイル
  • マカデミアオイルのお肌への効果3選
    お肌をやわらかくする
    お肌にハリとツヤを与える
    使い心地が良くベタつきにくい
  • マカデミアオイルのデメリット
    食用オイルと混同されやすい
    ナッツアレルギーの方は使用を控える
    お肌が敏感な方は精製タイプを選ぶ

こんにちは、美容アドバイザーの望月優衣です。

美容オイルは、ブースター(導入化粧品)として洗顔後に使用すると、その後のスキンケア効果を高めます。

しかしオイルなので、その後の化粧水や美容液をはじいてしまうのでは?と疑問に感じる方も多いと思います。
実は美容オイルには2種類あり、乳液と同じフタをする役割の製品だけではありません。

ブースターとして使用されているオイルは、水と相性が良く「お肌をやわらかくして美容成分を浸透しやすい状態」にしてくれるのです。

この記事では「美容オイルがブースターとして使用されている理由」を解説し、おすすめのオイルについて紹介します。
スキンケアだけでなくボディケアにもおすすめの内容ですので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

ブースター(導入)オイルとして使用される理由

美容オイル

水をはじくイメージのオイルが、ブースターとして使用される理由がこちらです。

  • すべてのオイルが水をはじく訳ではない
  • お肌をやわらかくする
  • 美容成分を浸透させやすくする

すべてのオイルが水をはじく訳ではない

美容オイルには用途によって2種類あり、ブースターオイルとして使用されているものは、水と結びつく性質を持った植物性オイルから精製されます。
一般的にイメージされる水をはじくオイルは、保湿用です。

お肌をやわらかくする

加齢とともに減少した皮膚の油分を補給し、お肌を柔らかくします。
革製品のお手入れと同じく、適切な油分量があることでお肌はやわらかくなります。

美容成分を浸透させやすくする

かたく乾燥しているよりも、やわらかいお肌の方が美容成分の浸透が高まります。

たとえば20代の頃は洗顔をした後でも、皮膚の油分量が今よりも多くやわらかいです。
そのため、その後の化粧水の浸透力が高いと考えられます。

しかし若い頃のお肌を取り戻すなんて、そんなブースターオイルはあるのでしょうか?
次に、年齢の若い皮脂に多く含まれる成分を含む、おすすめのオイルを紹介します。

ブースター用におすすめはマカデミアオイル

ブースター用におすすめはマカデミアオイル

ブースター用におすすめの美容オイルは「マカデミアオイル」です。
アルガンオイルを想像する方が多いかもしれません。
しかしマカデミアオイルは、アルガンオイルよりも「オレイン酸」を多く含み、よりお肌に近い成分なのです。

マカデミアオイルとは

  • マカデミア種子から低温圧搾して作られるオイル
  • 主な美容成分:オレイン酸を約56%、パルミトレイン酸を約18~25%含む
  • マカデミア種子油やマカダミアナッツオイル、マカデミアナッツオイルとも呼ばれる

次に、マカデミアオイルの美容効果を解説していきます。

マカデミアオイルのお肌への効果3選

マカデミアオイルのお肌への効果3選

マカデミアオイルのお肌への効果3選がこちらです。

  • お肌をやわらかくする
  • お肌にハリとツヤを与える
  • 使い心地が良くベタつきにくい

お肌をやわらかくする

美容成分「オレイン酸」がお肌をやわらかくしてくれるので、化粧水や美容液の浸透を高める効果が期待できます。
また、オレイン酸は人間の皮脂にも多く含まれており、抗酸化作用もあります。

お肌にハリとツヤを与える

美容成分「パルミトオレイン酸」が豊富で、お肌にハリとツヤを与えます。
このパルミトオレイン酸は年齢の若い皮脂に多く含まれる成分で、加齢とともに減少してしまうのです。

使い心地が良くベタつきにくい

マカデミアオイルは「消えるオイル」と呼ばれるほどお肌に馴じみやすく、素早く浸透します。
また、ベタつきが少なく、さらさらしているのも特徴です。

しかし、美容成分たっぷりのマカデミアオイルにもデメリットがあります。

マカデミアオイルのデメリット

マカデミアオイルのデメリット

気を付けたいデメリット3つがこちらです。

  • 食用オイルと混同されやすい
  • ナッツアレルギーの方は使用を控える
  • お肌が敏感な方は精製タイプを選ぶ

食用オイルと混同されやすい

健康的なオイルとして食用も販売されているため、混同されやすいです。
食用を体に塗ると、アレルギーを引き起こす成分も残っている可能性があるため「スキンケア用」を選ぶようにします。

ナッツアレルギーの方は使用を控える

ナッツアレルギーの方は使用を控えましょう。
また、アーモンド油やハチミツにアレルギーのある方も、事前にパッチテストを行いましょう。

お肌が敏感な方は精製タイプを選ぶ

マカデミアオイルには「未精製」と「精製」の2タイプあり、お肌が敏感な方は成分の調整された「精製タイプ」がおすすめです。

まとめ:美容オイルでやわらかくしっとりとしたお肌を目指そう!

今回は「美容オイルがスキンケア前のブースターとして使用される理由とは?」をテーマにお届けしました。

  • ブースター用のオイルは水と相性がよく肌なじみが良い
  • 美容オイルを使用することで、お肌がやわらく美容成分も浸透しやすくなる
  • おすすめはオレイン酸たっぷりのマカデミアオイル

やわらかくしっとりとしたお肌を目指して、ぜひ美容オイルを試してみて下さい。

とくにマカデミアオイルは「年齢の若い皮脂に多く含まれる成分」が多いので、スキンケアだけではなくボディケアにもおすすめです。

また、保湿用として美容オイルを使用したいときには、スクワランオイルの記事をご覧ください。

これからも、皆さんに役に立つ情報が発信できたらと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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